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恩師たちの出版 [雑感]

お世話になった恩師、恩人を思い出す機会が重なりました。

ICU時代の恩師、栗山先生。昨年4月の逝去から1年少し経ち、病床でも執筆を続けられた原稿を収めた『現代日本外交 軌跡と課題』が先月岩波から刊行。当時教科書だった『日米同盟 漂流からの脱却』もオンデマンドで再刊されました。先週末に外務省OB、現役で縁のある方々、教鞭を執ったICUと早稲田の関係者があつまり、マイクを回しながらの思い出話。ご家族の多くも学んだICUには栗山先生のメモリアルとなる平和研究の賞も設置されました。写真はご家族から分けて頂いた先生のネクタイとご著書、論文です。

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退職後に私の客員先に移られ、様々にご一緒した若宮さんは本年4月に北京で急死されました。昨晩は帝国ホテルにて偲ぶ会。そして遺稿『ドキュメント 北方領土問題の内幕 クレムリン・東京・ワシントン』が配られました。北京の、釣魚台国賓館の大きな演壇に立ち、「日中韓に「同舟新聞」の夢」と題した講演をする直前でした。

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自分は本当に素晴らしい人に教わってきたのだなぁ、と思う一方で、大学教師として、果たして学生に、社会に十分に奉仕できているのかと反省の日々です。

また死の直前まで健筆を振るった、その姿勢にも多くを感じ取りました。

ということで、神大と一橋の学生に「ガツンとくる」ような試験問題をプレゼントして今学期を締めくくりました。

最近は大学での仕事も増える一方ですが、2ヶ月間、ゆっくりと物事を考えていこうと思います。